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書類作成時に使用する文言書類作成時に使用する文言

契約書等の書類を作成する場合において度々使用する文言やその違い等をまとめました。

又は、若しくは又は、若しくは

両方とも対比の接続詞です。以下の使い方をします。

「又は」大きなグループ分けの場合
「若しくは」その内部で小さなグループ分けの場合
又はみかん 又は りんご
みかん、りんご 又は いちご(3以上並べる場合は読点で並べて最後に又は○○とする)
若しくはみかん 若しくは りんご 又は じゃがいも
みかん 若しくは りんご 又は じゃがいも 若しくは にんじん

契約書に使われる印鑑の種類契約書に使われる印鑑の種類

契約書に使われる印鑑には種類があります。

契印契印

契約書の枚数が2枚以上になるとき、契約書を袋綴じをします。
一旦、製本した契約書に、あとで手を加えることができないように、ページの割れ目のところに印鑑を押します。これを「契印」と言います。

原則として甲・乙の双方がすべての綴じ目に押印しますが、袋綴じにした場合には、裏表紙の綴じ目にだけ押せば良いとされています。ここで用いる印鑑は、契約書の署名捺印欄に用いたものと同じ印鑑を使用します。

消印消印

契約書に収入印紙を貼った後にその印紙が再利用できないように、印紙に半分かかるように押印します。これを「消印」と言います。
甲、乙いずれの印鑑1つで良く、両者が押す必要はありません。

ここで用いる印鑑は、契約書の署名捺印欄に使用したものでなくても構いません。法人印や実印でなくても構いません。
厳密には消印は印鑑でなくても良いとされていますので、下記国税庁のホームページを参照ください。
https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsugi/inshi/06/03.htm

※契約書は内容によって、収入印紙を貼る必要があるものと不要のものがあります。

割印割印

契約書は原則として2通を作成し、甲、乙が各1部ずつ保管します。
これに対し、原本と写しを作成する場合や、正本と副本を作成する場合などに、あとで改ざんされることが無いように割り印を押します。

ここで用いる印鑑は、契約書の署名捺印欄に使用したものでなくても構いません。法人印や実印でなくても構いません。

訂正印訂正印

契約書を作成した後に、訂正が発生した場合には、手書きで修正します。
その場合、消す箇所は二重線で消し、正しい語句を余白に書きます。更に、欄外に「○字削除○字加入」と書きます。最後にそのすぐそばに、甲・乙両者の印鑑を押印します。

ここで用いる印鑑は、契約書の署名捺印欄に用いたものと同じ印鑑を使用します。
訂正箇所がある度に、このように訂正印を押します。訂正箇所の数の分、訂正印が必要です。

捨印捨印

内容を訂正する際、上記の「訂正印」にそった訂正の仕方をする必要がありますが、その都度相手方に押印をお願いする手間を省く目的で、あらかじめ余白に押印しておくことがあります。これを「捨印」と言います。

しかし、逆に、捨印が押されていると、あとでそれを悪用して、記載内容を自由に変更できることになるので、甲・乙間によほどの信頼関係がなければ捨印は押さない方が安全です。
面倒ですが、その都度、訂正印を押してもらうようにしましょう。

止め印止め印

契約書を作成した際、書面の最後に余白が沢山あると余白の悪用が可能になるため、それを防ぐために、「以下余白」という文字を入れる代わりに押印します。これを「止め印」と言います。
(印鑑を押す代わりに「以下余白」と書いても構いません。)

署名・記名の違い

「署名」自署(サイン)すること。
「記名」署名以外の方法で氏名を記載すること。(ゴム印やパソコンで打つなど)