2018.03.08

知っておきたい!消費税の仕組について【その1】

知っておきたい!消費税の仕組について【その1】

 

消費税の仕組みは意外と複雑

これまでは、商品を購入したときに当たり前のように支払ってきた消費税ですが、経営者側として改めて考えておく必要があります。

消費税のしくみは意外と複雑です。

消費税はそこまで割合の高い税金でもないからそこまで気にしないでいいだろうと軽く考えていると、課税方法の選択方法によっては同じ取引を行った場合でも納税額などに大きな差が出ることになりますので、
消費税の基本的な仕組みは押さえておかないといけません。

飲食店の場合、消費税はお店で食事などのサービスを受けたお客様が負担すべき税金です。ところが、食事代にかかる消費税は、食事を提供する私たちが食事代金に上乗せしてお客様から預かって、

お客様に代わって納めているという流れになっています。

一方で、食事を提供するために食材を仕入れるなど、お店が消費税を支払った場合には、その支払った消費税は預かった消費税から控除することができます。

そして、1年間を通じて預かった消費税が控除できる消費税よりも多ければ、多い分を納税し、逆に控除できる消費税の方が多ければ、その分の還付をうけられるというのが消費税の基本的な仕組みとなっています。

 

消費税の納税義務

消費税の納税義務があるかどうかは、2年前の売り上げが1000万円を超えているかどうかで判断されます。

2年前の売り上げが1000万円以下であれば原則として、消費税を納める必要はありません。

つまり、2年前の売り上げが1000万円を超えている場合には、今期にお客様から預かった消費税について納付をしなければならないことになります。

ただし、2年前の売り上げが1000万円以下であったとしても、今期の期首から6か月間の売り上げが1000万円を超える場合には消費税を支払う義務が発生してきますので覚えておきましょう。

飲食店を開業した後の2年間は、2年前の売り上げが存在しませんから、通常は消費税の納税義務はありません。

ただし、資本金が1000万円以上の法人の場合には、開業後の2年間であっても消費税の納税義務があります。

消費税を判断されるのは利益ではなく、売上であるということを間違えないようにしてください。

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