
店長なら知っておきたい年末商戦の心得【前編】
日に日に秋も深まってまいりましたが、秋が終われば飲食店の繁忙期、冬がやってきます。少し早いですが、繁忙期にむけた準備を整えておきましょう。
今回は年末の商戦の心得として、繁忙期のシフトの管理をご紹介します。
明日更新の後編では予約の取り方や繁忙期終わりにやってくる閑散期にむけた対策をご紹介します。
冬のイベントを最大限に活用!
冬はクリスマスに忘年会、新年会など何かとイベントが多い季節。
これらのイベントを上手く活用できるかで店の売り上げは大きく左右されます。
「店内にクリスマスの装飾を取り入れる」「忘年会に向けた新たな宴会コースを開発する」など、イベントを意識した店づくりを積極的に取り入れていきましょう。
他のお店にはない独自性のあるメニューを打ち出すなど、慎重に検討を重ねていき、従業員からの意見を取り込みスタッフが楽しく店を盛り上げることがお客様にとっても”いい店”としてのアピールへつながると思います。
繁忙期に限らず、スムーズなオペレーションは再来店をするかどうかを決めるひとつのカギとなります。
とくに、忘年会シーズンは初めて店を訪れる客が増えるので、いつも以上に気を配らなければなりません。
とはいえ、忙しい状況でスムーズに店を回すためには、何かしらの対策が必要です。
これにはIT機器を取り入れたり、店の導線を変えたりするなどさまざまな手段がありますが、まずはスタッフの増員を検討するのが先決。
一人の負担が多くなると、それだけミスが起こる危険性も高まります。
現状人員不足が気になるという店舗は、繁忙期に即戦力として活躍してもらうことを踏まえ、すぐにでもスタッフの募集を開始しましょう。
また、スタッフ募集と同時に行いたいのが“仮シフト”の決定です。
いくらスタッフ数を増やしてもスムーズに営業できるだけのメンバーが揃わなければ意味がありません。
スタッフに早い段階で都合をつけてもらうためにも、早い段階で仮シフトを作成し、確実にメンバーを確保しておきましょう.
それでも、人員不足の日程がでてきてしまう場合は、その時期だけ「時給を少し上げる」「数時間だけでも出てきてもらう」といったような方法も一つの手です。
繁忙期のシフトの穴は店にとって大きな痛手となりかねないので、確実に対処していきましょう。
ボーナスや慰労会でモチベーションアップ
繁忙期はスタッフのモチベーション維持も力を入れたいところ。
忙しい分、リターンが大きいとやる気に繋がりますよね。
繁忙期を乗り越えることで、今後の店舗運営に役立つ強い結束力のあるチーム作りにつながっていきます。
次回は予約のとり方と閑散期対策をご紹介します!
運用元:店サポ