今回は渋谷区で手作りアイスクリーム屋さんを営まれている店タクユーザー藤田さんに取材させていただいた模様をお伝えします。
もともとは不動産関係の仕事をしており、シェアハウスの運営をされていたという藤田さん。そんな藤田さんが店タクを利用するようになったきっかけや、実際に使ってみてどう感じているかを深掘って聞いていきたいと思います。
元々は不動産関係の仕事をしていて、シェアハウスの運営をしてました。
ただ、コロナの影響もあって「誰かと一緒に住む」ということ自体に抵抗が生まれてしまい、シェアハウスの在り方自体が変わってきてしまったんですよね。
であれば一層のことシェアハウスの一部をお店にしてしまおうという考えから、もともと興味のあったアイスクリーム屋さんを始めました。
そして、建物の2階は空いている状態なので他のお店さんに使ってもらってる状態なんですよ。
もともとは他社さんのサービスを使ってたんですけどコロナの影響で掲載料自体が上がってしまったんです。そのタイミングで他にいいサービス無いかなと思って調べてたら店タクを見つけました。
お店を開く場合、初期費用にどれだけかかるのか、どういう立地がいいのか、どれだけ売り上げが見込めればいいのか、などは結構イメージするんですけど、実際にお店を開いてみると実はそういう数字ってあまり参考にならないんです。
何が大事かというと、「つながり」なんですよね。
異業種との交流も大事ですけど、同業との関わり合いってとても大切だと思います。実際に経営しているオーナーさんに相談とかできたらとても心強いですよね。
でも飲食業界ってそういうつながりが他の業界に比べて作りづらいんです。
だからこそ、スペースの利用料金の掲載がなく「利用したい人」と「利用してもらいたい人」でお互いのことを理解してつながることのできる店タクはすごく良いなと思いました。
利用料金は判断基準として分かりやすいように思えますが、そのお店や人の価値を知らずに料金だけで判断してしまうのは少しもったいないなと思います。
だから僕は、人となりを重要視しています。お互いのことを理解して、良いなと思ったらお試しでも使ってもらいます。その際、お金ではない部分で対価を支払ってもらうんです。例えばSNSで宣伝してもらったりとか。
結果的にそれがこちらの売り上げになりますし、お互いwin-winな形になりますからね。
何か始めるとき、お店をやりたいと思ったときに、ネガティブな理由で諦めてほしくないなと思います。例えば、僕の場合はアイスクリーム屋さんを経営してますけど、どうしても売り上げが夏に偏ってしまい、冬は閑散としてしまいます。
そして今(7/5現在)はGOODMANさんという帽子や雑貨を販売されている方に使ってもらっています。
特に帽子に関しては、ニット帽などの冬物があるので買い物ついでにアイスやドリンクをheteで楽しむという流れができるんじゃないかなと。
逆にアイスクリームが売れる夏は、麦わら帽子などの夏物を販売したらより相乗効果が生まれるんじゃないかな。
そういった感じで、誰かと協力してお互いの短所を埋め合うことが出来れば、やりたいことを諦める必要がなくなるんですよ。
店タクはそういうことがしやすいのかなと思います。だから、何かやりたいことがあったら諦めずに挑戦してほしいなと思います。
heteの藤田さんは店タクを有効的に使ってくださっていて運営者として本当に嬉しかったです。店タクで大切にしていることは、賃貸借契約などというお堅いものではなく、人と人との優しいつながりをつくること。それを藤田さんは理解してくださっており、さらにその藤田さんの考えを理解してくださっている店カツさんがいる。このつながりをどんどん広げていきたいです。また、今後の藤田さんの活動を店タクとしてサポートしていきたいと思います。
そして、次回は藤田さんが運営するheteの2階で営業されているGOODMANのオーナー平田さんに取材させていただいた模様をお伝えします!お楽しみに!